わたしの家は、11階建てマンションの7階です。
2025年の春から、ベランダに毎朝鳩が来るようになりました。多いときは3羽。朝5〜7時に鳴き声で起こされ、ベランダには糞。手すりに何かを付けても、その上に平気で止まる。水をかけても逃げない。
それが今は、2026年7月ごろから、ベランダで鳩を1秒すら見ていません。
マンションなので、ネットは張れませんでした。ネット無しで、2025年3月ごろから2026年7月ごろまで、約1年4か月かかった撃退の記録です。
先に結論:やったことと、その結果
| 時期 | やったこと | 結果 |
|---|---|---|
| 2025年5月ごろ | 手すりにテグス、鳩よけのマグネット | 次の朝、テグスの上に普通に止まっていた |
| 2025年6月ごろ | 固形の忌避剤(エスコ EA941B-55)を10個 | 初日は逃げた。次の日には上を歩いていた |
| 2025年6月ごろ | ネットを張りたいと管理会社に問い合わせ | 「管理組合で話し合ってから回答」のまま、返事が来ない |
| 2025年夏 | 赤いキラキラテープを、すき間を空けて張る | テープを避けて止まる・飛ぶようになった |
| 2025年夏〜2026年7月 | 鳩が来たら、忌避スプレーで追い出す | 5本目を使いきるころから、来なくなった |
ひとつだけで効いたものは、ありませんでした。順番に書いていきます。
もともとは「かわいいな」くらいだった
2024年ごろまでも、ベランダにはたまに鳩が来ていました。ただ、月に1回来るか来ないか。長居もしないので、気にしていませんでした。
わたしはリモート勤務で家にいることが多く、見かけても「かわいいな」くらいのものでした。
変わったのは、2024年の秋ごろからです。外に出て働く日が増えて、家にいる時間が減りました。洗濯は乾燥機まで回すので、ベランダに干すこともありません。ベランダには、もともと何も置いていませんでした。
人がいなくて、物も置いていない、静かなベランダ。今思えば、鳩にとっては居心地のいい場所になっていたのだと思います。

2025年春、鳴き声で目が覚めるようになった
2025年の3〜4月ごろ、朝、鳩の声で目を覚ますことが増えました。
最初は何も感じていませんでした。それが、気づけば週に2〜3回。だんだん毎日になって、朝5〜7時くらいに声が聞こえるようになりました。
ベランダを見ると、糞があることもありました。ただ、糞の1つや2つなんて、とまだ気にしていませんでした。
5月、3羽になって、やっと調べた
5月ごろになると、1羽ではなく、約3羽がほぼ毎日来るようになりました。糞の数も、鳴き声も、急に増えました。

これは睡眠に支障が出る。そう思って、このタイミングでやっと、ベランダの鳩について調べました。
鳩の被害は、4つの段階で説明されていることが多いです。
| 段階 | どんな状態か |
|---|---|
| レベル1:休憩鳩 | 移動中の羽休め。明るい時間に来て、滞在も短い |
| レベル2:待機鳩 | 安心できる場所と覚えて、エサや仲間を待つ場所にし始める。糞が増える |
| レベル3:ねぐら鳩 | 室外機の裏など、3方向が囲まれた場所をねぐらにする |
| レベル4:巣作り鳩 | 巣を作る。帰巣本能・縄張り意識で、簡単には出て行かない |
わたしのベランダは、すでにレベル2(待機鳩)くらいだと思いました。このまま進めば、ねぐらや巣作りになるかもしれない。ここでやっと、撃退を意識しました。
不幸中の幸いだったのは、まだ待機のレベルだったことです。来るのは日中に2〜3回ほどで、夕方以降は来ていませんでした。
掃除をしていて、枝が2本落ちていた
まずは、糞が多くなったベランダを掃除しました。使ったのは、アルコールスプレーと、取っ手付きのたわしです。
そのとき、枝が2本落ちていることに気づきました。
何も気にしていなかったのですが、調べると、鳩は小枝などを巣の材料に使うそうです。見つけたら、すぐに取り除いたほうがいいとされています。

巣作りの1歩目だったかもしれない。これを知ったときは、ぞわっとしました。
対策1:手すりにテグスとマグネット → 次の朝、テグスの上に止まっていた
鳩は毎回、ベランダの手すりに止まっていました。なので、まず手すりにテグスを張りました。あわせて、鳩よけのマグネットも吊るしました。


次の日の朝。鳩の声で起きてベランダを見ると、鳩はテグスをまったく気にせず、そのまま止まっていました。終わった、と思いました。

しかもこのときの鳩は、わたしが窓を開けてベランダに出ても逃げませんでした。洗面器に水をためて、あからさまに糞を掃除し始めても、逃げないんです。
公園で会うのと同じ種類の鳩なのに、自分の家のベランダで、しかも逃げないとなると、一気に怖さが勝ちます。

対策2:固形の忌避剤 → 初日は逃げた。次の日は上を歩いていた
その日のうちに、ホームセンターへほかの対策を見に行きました。
買ったのは、エスコの「12gx10個 [鳩用] 忌避剤 EA941B-55」です。においで追い払う、固形タイプのものです。
わたしは、10個すべてを一気に使って、ベランダに敷き詰めました。においは「くさ!」という感じです。2025年6月くらいのことでした。

次の日の朝、ふと目が覚めました。まだ鳩は来ていません。お!と思った、その数分後。いつもの3羽が飛んできました。タイミングが良すぎて、これは本当に怖かったです。
ベランダに止まったので、においも意味がないか……と思ったら、数秒して、においを感じたのか急に逃げていきました。数分後にもう一度来ましたが、同じように逃げていきました。
効果あり!これで安心だと思いました。
ところが次の日。その固形の忌避剤の上を、鳩が普通に歩いていました。また、終わったと思いました。

ネットは、勝手に張れなかった
これは意味がない。次はネットか?と考えました。
ただ、調べると、マンションのベランダにネットを勝手に付けてはいけないとのこと。マンションの管理会社に問い合わせました。
次の日に返事は来ました。内容は「景観にも関わるので、管理組合で話し合ってから回答します」。ところが、その返事以来、1通も来ていません。
ネットは張れない。どうするか。
対策3:赤いキラキラテープを「すき間を空けて」張る
ほかにも、キラキラしたテープが効く、忌避スプレーを直接かけるのが効く、という情報がありました。なので、手当たりしだいに買いました。
よく止まる場所に、赤いキラキラテープを張りました。


鳩は少しのすき間でも入ってくるそうなので、すき間なく敷き詰めるのは難しいと思いました。
だったら逆に、飛びにくくすればいいと考えて、わざとすき間を空けて張りました。

すると鳩は、テープの上を少し歩いたりはするものの、けっこうテープを避けて、空いているすき間に止まるようになりました。飛んでいくときも、テープがじゃまなのか、必ず避けていきます。逃げにくそうな様子でした。

これが2025年の夏ごろです。
対策4:来たらスプレーで追い出す。これを1年くり返した
そこからは、鳩が来たらスプレーで追い出す。これをくり返す日々でした。


冬になると、鳩は来なくなりました。そして2026年の春、また来るようになりました。
それでも、何度も何度もくり返したのが効いたのかもしれません。スプレーの5本目を使いきったころ、2026年7月ごろから今まで、ベランダで鳩を1秒すら見ていません。
今のベランダ(2026年9月)

なぜ来なくなったのか(わたしの考え)
わたしのマンションの近くには、鳩が休める場所がほかにも山ほどあります。同じマンションの、別の部屋に移っただけかもしれません。
鳩からすると、わざわざわたしの部屋を選ぶ理由がなくなったのだと思います。
- テープのせいで、止まりにくいし、飛び立ちにくい
- 来るたびに、においのするスプレーで追い出される
- すぐ近くに、もっと楽な場所がある
どれか1つで勝ったというより、「ここは面倒な場所だ」と思わせ続けたのが大きかったのかな、と思っています。
やってみて思うこと
- 「かわいい」のうちに対策する。わたしは、月1回が週2〜3回になり、毎日の3羽になるまで放っておきました
- 人が近づいても逃げないのは、居ついてきたサイン。わたしの場合、そこからテグスはまったく効きませんでした
- 固形の忌避剤は、効いたのは初日だけ。においで追い払えても、慣れられることがあります
- マンションでネットを張るなら、まず管理会社へ。わたしのように、返事が止まったままになることもあります
- テープは、すき間なく張れなくても意味があった。止まる場所と飛び立つ向きが変わりました
時間はかかりましたが、ネット無しで、なんとか鳩の撃退を達成しました。
鳩がどの段階まで来ているか、家のまわりの環境など、いろいろな要因はあると思います。同じように困っている人の、参考になればうれしいです。
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