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イングランドは国なの?イギリスとの違い|100人中21人が「同じものだと思っていた」

イングランドは国なの?イギリスとの違い

「イングランドとイギリスって同じ意味じゃないの?」

実は、多くの人が混同しているポイントです。2026年10月に日本の男女100人に聞いたところ、21人が「同じものだと思っていた」と答えました。

今回は、イングランドが国なのか、イギリスとの違いは何かについてみていきます。

※2026年10月に内容を見直しました。「イギリス」の語源と、スポーツの代表チームの説明を正確にし、出典を足しています。
※2026年10月13日:男女100人に聞いたアンケートの結果を足しました。

目次

イングランドとイギリスの違い

イングランドは国なのですか?

いいえ。イギリスを構成する4つの国のひとつです。

イギリスとイングランドの違いは、実はかなり混同されやすいものですが、簡単に説明すると、イギリスは「イングランド」、「ウェールズ」、「スコットランド」、「北アイルランド」の4つの地域から成り立っています。イングランドはイギリスの一部になります。

ですので、イングランドは「国」と呼ばれるが独立国家ではありません。

イギリスの国
画像制作者:カツ

100人に聞いた:イギリスとイングランドの違い、説明できる?

この違い、実際にはどれくらい知られているのでしょうか。2026年10月に、日本に住む男女100人に「『イギリス』と『イングランド』の違いを説明できますか」と聞きました。調べずに、いま知っている範囲で答えてもらっています。

違いを説明できる?全体(99人)男性(52人)女性(47人)
説明できる23人18人5人
なんとなく分かる55人28人27人
同じものだと思っていた21人6人15人

無効の回答1人を除いた99人の結果です。

「説明できる」は4人に1人ほど。いちばん多いのは「なんとなく分かる」でした。そして5人に1人は「同じものだと思っていた」と答えています。男女で見ると、「同じものだと思っていた」は女性47人中15人、男性52人中6人でした。

「同じものだと思っていた」人が、どう思っていたのかも聞いています。

イギリスは和製英語で、イングランドがネイティブの発音だと思っていました。

30代・女性

イギリスとイングランドは同じもので、イングランドは昔の呼び名だと思っていた

20代・女性

中華人民共和国のことを中国というように、イングランドのことをイギリスと言っていました。

40代・男性

言い方の違いだけで同じ国だと思っていたが、スポーツ観戦をしているとわざわざ分けて解説しているので違う国なのかな?と思った

30代・女性

「同じものだと思っていた」21人のうち8人が、「呼び方や読み方が違うだけ」という書き方をしていました。実はこれは半分正解で、「イギリス」は「イングランドの」という意味のポルトガル語「Inglez」がなまった言葉です。くわしくは下の「日本で『イギリス』と呼ばれている理由」で説明します。

イギリスについて

イギリスは正式名称ですか?

いいえ。正式名称は 「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」 です。

日本では「イギリス」や「英国」と呼ばれますが、これは日本での呼び名で、正式な国名ではありません。

なお、スポーツの国際試合では、連合王国の一部としてイングランド代表が活躍することがあります。

言い換えると、全てのイングランド人はイギリス人ですが、全てのイギリス人がイングランド人ではないということです。

グレートブリテンについて

グレートブリテンは「島の名前」になります。

上記の図を参考にしてください。地理的にはイングランド・スコットランド・ウェールズがある大きな島を指します。
つまり「グレートブリテン」と「イギリス」はイコールではありません。

北アイルランドは島ではなくアイルランド島の一部にあるため、「グレートブリテン」には含まれないのです。

北アイルランドについて

北アイルランドは「グレートブリテン島」には含まれません。
実際には、グレートブリテン島の西にある「アイルランド島」に位置しています。

そのアイルランド島は二つの国に分かれています。

・アイルランド共和国(独立国)
・北アイルランド(イギリスを構成する一部)

このため、イギリスの正式名称が「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」となっているのです。

日本で「イギリス」と呼ばれている理由

「イギリス」という呼び名は、ポルトガル語の「Inglez(イングレス)」がなまったものとされています。ポルトガル語に加えて、オランダ語の「Engelsch(エンゲルス)」がもとになったという説もあります。

ポルトガル人が初めて日本に来たのは1543年の種子島で、戦国時代のことです。そこから「エゲレス」「イギリス」という呼び名が生まれました。

漢字では「英吉利」と当て字をしたことから、「英国」という呼び方も生まれました。もともとは「イングランド」を指す言葉が、日本では国全体の呼び名として定着したわけです。

参考:コトバンク「イギリス」(日本大百科全書・世界大百科事典)

また、日本でのテレビ中継やスポーツイベントでは、日本人に馴染み深い「イギリス」や「英国」という名称で呼ばれることが多いため、日本では「イギリス」という呼び名が定着しています。 

スポーツで呼び方が違う!?

オリンピックでイングランド代表はあるの?

いいえ、オリンピックは「イギリス代表(Team GB)」として出場します。正式には「Great Britain and Northern Ireland」のチームで、4つの国の選手が1つのチームになります。

ただし、北アイルランドの選手は、イギリス代表かアイルランド代表かを選ぶことができます。1998年のベルファスト合意(北アイルランド和平合意)にもとづく決まりです。

参考:Wikipedia「Team GB」
参考:The Irish Times(2024年8月9日)

一方、サッカーではイングランド代表・スコットランド代表・ウェールズ代表・北アイルランド代表が、それぞれ別にワールドカップの予選に出場します。4つとも、別々のサッカー協会としてFIFAに加盟しているからです。

ラグビーは少し違います。北アイルランドは単独では出場せず、アイルランド共和国と一緒に、アイルランド島全体で1つの「アイルランド代表」になります。ラグビーで別々に出るのは、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドの4チームです。

参考:FIFA「Northern Ireland」
参考:IRFU(アイルランドラグビー協会)

同じ北アイルランドでも、サッカーでは単独、ラグビーではアイルランドと一緒、オリンピックでは選べる。スポーツによって国の扱いが違うのは驚きですよね!

サッカーは3人に2人が知っていた。ラグビーは5人に1人以下

100人アンケートでは、この2つを知っていたかも聞きました。

知っていた人全体(99人)男性(52人)女性(47人)
サッカーのワールドカップは、イギリスが4つに分かれて出る65人43人22人
ラグビーでは、北アイルランドはアイルランドと一緒に出る18人13人5人

サッカーで4つに分かれて出ることは、男性なら8割以上が知っていました。一方、ラグビーの北アイルランドの話を知っていたのは99人中18人だけ。違いを「説明できる」と答えた23人に限っても、知っていたのは6人でした。

自由に書いてもらった「イギリスとイングランドについて知っていること」でも、99人中14人がサッカーに触れていました。違いに気づくきっかけは、サッカーが多いのかもしれません。

表現の仕方が違うだけで同じ意味だと思っていました。ただサッカーはイングランドと言っていたのでどういうことなのかと不思議には感じていました。

60代・男性

イギリスの正式名称は「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」であり、複数の地域からなる”連合”という事は学校で習ったが具体的なイメージが付かなかった。サッカーの代表チームが異なるという事実から、イギリスという国は一枚岩ではないイメージがある。

50代・男性

「イングランド」と「イギリス」の使い分け

「イングランド」と「イギリス」の使い分けは意外と難しいものですが、基本的には、「イングランド」はイギリス内の地域を指し、主にサッカーやラグビーなどのスポーツで使用されます。

一方、「イギリス」は国名であり、オリンピックなど国際的な大会で使われます。

また、イギリス人全般に対する呼び方も注意が必要なんだそうです。

・イングランド人 … English(イングリッシュ)
・スコットランド人 … Scottish(スコティッシュ)
・ウェールズ人 … Welsh(ウェルシュ)
・北アイルランド人 … Northern Irish(ノーザン・アイリッシュ)

すべてまとめて「British(ブリティッシュ)」と呼ぶこともあります。

このように、それぞれの地域に合わせた呼び方をすると、相手に伝わりやすくなります。

英語
画像引用元:Adobe Stock

引用元:Britannica
引用元:Dictionary.com

アンケートの概要
実施:2026年10月(クラウドソーシングで募集)/対象:日本在住の男女100人(有効99人。生成AIで書いたと判断した1人は無効)/内訳:男性52人・女性47人、20代6人・30代24人・40代30人・50代30人・60代以上9人
回答者は30〜50代が中心で、日本全体の割合を表すものではありません。

まとめ

今回はイングランドは国なのか?イギリスとの違いとは?についてご紹介しました。

結果、イングランドは独立国ではなく、イングランドとスコットランドとウェールズと北アイルランドからなるイギリスの連合王国の一部ということです。

男女100人に聞いたアンケートでは、違いを「説明できる」は23人、「同じものだと思っていた」は21人でした。サッカーで4つに分かれて出ることは65人が知っていましたが、ラグビーで北アイルランドがアイルランドと一緒に出ることを知っていたのは18人でした。

スポーツでは、オリンピックのようにイギリス代表として4つの国がまとまって出る場合もあれば、サッカーのように各国ごとに出る場合もあります。ラグビーでは北アイルランドがアイルランドと一緒のチームになります。

サッカーが好きな方にとっては、この区別は結構しやすいのではと思います。

イングランドのプレミアリーグだけでなく、スコットランドもウェールズも北アイルランドも有名な選手がいるので、認知度は高いと思います。

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サイト運営者のカツです。
私は2017年9月からフリーランスとして活動しています。
主に、Webサイト制作やデザインのお仕事などを行っています。
ケートエーアイでは、私が興味をもった事柄に対して、「私だったらこう思うな」とか「この視点で考えるとどうだろうか」など、自分なりの視点で感じたことを自由気ままに投稿しています。

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