フリーランスに限らずですが、「仕事は結果が全て」という言葉をよく聞きますよね!?
これ、フリーランスの方はより理解する必要があります。今回は私の体験談をいくつか交えてご紹介していきます!
Youtubeで当記事の要約ショート動画が見れます!
フリーランスと企業の関係性
フリーランスは個人事業主なので、法人にはなっていなくても見え方としては一つの企業として見られるようになります。
つまり、企業がフリーランスに仕事を依頼する場合は、部下や後輩に依頼するのではなく、外注先として依頼することになります。
例えば、Aという企業がフリーランスのBさんに「自社のHP制作」を依頼したら、Bさんは納期までに求められたHPを完成した状態で納品する必要があります。
これが出来ないと、企業との信頼関係が崩れて継続した依頼に繋がらないだけでなく、状況によっては納期遅れに伴う損害賠償を請求される場合もあるのです。
社員やアルバイトのように雇用の場合だったら、周りの他の社員が手伝ってくれたりしますが、フリーランスはそうはいかない。
ちなみに、近年かなり増えている副業も同じ考え方です。本業が別にあるとはいえ、副業自体を雇用契約が無く仕事を頂いている場合は、フリーランスと同じです。
この当たりを理解した上で、私の体験談と共に「フリーランスは結果が全て」ということをご紹介していきます!
フリーランスは結果が全て
イベント運営案件での出来事
私が請け負ったとあるイベント制作の案件で、当日の現場ディレクターとスタッフ3人を用意する必要がありました。
当時、別の現場で出会った28歳の男性は現場の動きもよくて、年齢も良い感じだったので、私はこの方にディレクターをやってみるかの相談を持ち掛けました。
今度、私の担当する現場のディレクターポジションをやりませんか?
ぜひ、やりたいです!
と、良い感じだったのでお任せすることに。
そして、最初はLINEの返事も早く、スタッフも3人くらいならすぐに用意できると豪語していたので、完全にお任せしていました。
しかし、本番2週間前くらいからLINEの返事が遅くなり始めて…
10日前には1日以上返事が返ってこない日もあったり。
私はこのタイミングで嫌な予感がしていました。誰かを雇う側になったり・仕事を依頼する側になった方はわかると思いますが「飛ぶ人間というのは一定数いる」ということを。
そして、本番1週間前にこちらのLINEを送ると。
最近LINEの返事遅いですが、スタッフ集めは進んでいますか?
その日に返事が無い。
私は、見切りをつけて自分でスタッフを3人集めて、ディレクターポジションには自分が入ることにしました。
結局、その男からはそれ以来一切連絡が無く。。。飛んだ
いまの情報社会舐めない方がいいですよ!
特に同じ業界にいるなら。
私は飛んだこの男の知人を本番後の別の現場で見つけたんで笑
その知人に聞くと、その男が飛んだ理由は「他の現場で楽しそうな案件があったから、そっちを優先したと言っていた」らしいです。
そして、その他の現場の責任者は私の知り合いでした笑
そのため、その事実をその責任者に伝えると、その後、その男がその責任者の現場に呼ばれることは無くなった。
こういう風に、情報は周ります。全く違う都道府県に行くならまだセーフかもですが、少なくとも同じ地域で同じ業種なら、確率はかなり高いことを自覚しておきましょう!
その軽率な行動が、その時は楽しくても、結局自分を苦しめることになっているのですよ!
その責任者に私から話が入った事実は、その男は知らないことでしょうが…
これは軽率な行動をした結果が全ての例ですね!
WEBサイト制作案件での出来事
私が請け負ったWEBサイト制作を、作業時間が取れずに外注することがありました。
相手は副業でWEBサイト制作をしている人です。
やる気があり、しっかりと取り組んでくれたのですが、「完成しました!」と言われて納品されたサイトは…
・XDを元に作ったのに、XDに記載のある余白や幅・高さが一切守られておらずに、全て目分量で合わせているだけで、雰囲気出来ている状態なだけ
・フォントサイズもフォントカラーもあっていない
・知識が無いため、検索して出てきたコードをそのまま使っている箇所が多い。(その人自身では修正できない)
他にも多々指摘はありましたが、これだけの修正ポイントが!
当然修正依頼というか、1からやり直してレベルですとお伝えすると…
ええ~。こんなに頑張ったのに~。
修正にも時間がかかるので追加報酬のご相談をさせていただきたいです!
こういう回答が。私は、驚きました。
修正依頼で追加報酬が発生するのは、そもそもの依頼内容とは変わった場合などであって、あなたの場合はそもそもの依頼内容すらこなせていないのに。
この方は副業でやっているため、本業は雇用契約で働いている人なのです。
つまり、自分が完璧にできていなくても、周りの人が助けてくれる。結果というより働いている時間に対してお金がもらえるという考え方の人でした。
この人とは関係性が良かったので、より甘えを出されたのかもしれないですが、私としては不完全な成果物をクライアントに提出するわけにはいかない。
結局どうしたかと言うと、クライアントに納期を遅らせてもらい私自身が1から作成することに。
そして、私はこの作業を依頼した外注先の方にも一定数の報酬をお支払いもしました…
私は思いました。結局自分で1からやっているのに、このお金は何故この外注先の人に払わないといけないのか…
たぶん、これは払わなくて良かったと言う人が多いと思うのです。これは私が甘い点なので凄く反省です。
普通はフリーランスと企業の関係性では「頑張った時間」に対しては報酬のお支払いはありません!
だからこそ逆に、短い時間で作業が終わったとしてもしっかりと金額が払われるのです!
フリーランスは結果にこだわろう!
人間関係で仕事を依頼してくれる方も多いとは思いますが、それだけで仕事がもらえるのは最初だけです。
結果が全てです!結果が返ってこない人には、どれだけ仲良くても仕事の依頼はできません。
ただの友達としてはいいかもしれませんが…
フリーランスでやっていくには、継続していくには、結果にこだわっていきましょう!
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