フリーランスは今や多くの方憧れる働き方です。
ただ、フリーランスって全然甘くない働き方でもあります。
今回は、フリーランスで稼ぐ為のコツを私の経験からお伝えします。
私はこれでフリーランスを継続してこれた
私は、2017年の9月からフリーランスになり、現在まで継続中です。
コロナウィルスというほとんどの方が収入にダメージを負った期間も何とか乗り越えて、今に至ります。
私がフリーランスで約6年間活動を継続してこれたのは、「複数の顔」を持っていた為だと思っています。
「複数の顔」とは
これは、「人によって態度を変える」みたいな性格を複数持つということではありません。
私の言う「複数の顔」とは、複数のサービスを出来るようになる!ということです。
私は現在「WEBサイト制作」「イベント制作」「グッズ印刷」「SEOコンサルタント」「広報サポート」「補助金申請サポート」などなど様々なサービスを請け負っています。
上記に加えて当ブログをやっているように「ブログ運用」も仕事です。
事業では無いですが、「株」「暗号資産」などもやっています。
このようにフリーランスとして請け負う仕事を複数持つことによって、私は約6年間生きてこれたと思っています。
フリーランスは甘くない
私は正直フリーランスを舐めていました。
2017年9月にフリーランスになるまでは会社員として働いていたので、人脈は結構ありました。
その人脈のおかげもあり、フリーランスなりたて~約半年は元々知り合いだった方々から仕事をいただき、生活をしていました。
元々イベント制作関係のお仕事をしていたので、この頃はイベントディレクターやイベントの資料作りなどのお仕事をいただいておりました。
さらに!2018年1月の頭は暗号資産がすごく盛り上がった時期でもあり、悠々自適でした。
しかし、暗号資産も一気に暴落。それに釣られるように、2018年2月頃からは仕事がいただけなくなってきました。
これは私の仕事ぶりが悪かったのでは無いのです。
実はよくある話なのですが、「フリーランスになったら仕事を振るね!」と言う人に限って、だいたい疎遠になっていく…
上手く付き合いが継続出来る方もいるとは思いますが、私はそうでした。
2017年2018年当時仕事を振ってくれる人が5 ~ 6人くらいいましたが、2020年の頭頃にはその5 ~ 6人とは誰とも連絡を取っていませんでしたね。
「フリーランスになったら仕事を振るね!」の言葉を鵜呑みにしてフリーランスになり、最初は仕事をもらえてたから上手くいく!と考えていたことが甘かった。
そもそも友達でも無い、会社の仕事上の付き合いだけだった人をどれだけ信用していたんだと反省しました。
確かに自分も逆の立場なら、「フリーランスになったら仕事を振るね!」と安易な言葉をノリで言いそうですし、言ってしまった場合は責任をとって1回は仕事を振るかなと。けど、それ以降は仕事のできが良くても仕事を振らない場合もあります。
これは、単純に振る仕事が無い!ということも結構あるからです。
フリーランスが甘くないと気付いた時どういう行動をしたか?
2018年2月頃から仕事が減り始めた私は、貯金での生活をする月もありました。
そして貯金が無くなりそうになった月に、たまたま求人に業務委託でレギュラー案件の募集がありました。
自分がフリーランスで活動していたイベント関連の業務内容だったので、ありがたいことにそのレギュラー案件をいただくことが出来て、そこから安定した収益確保に繋がりました。
それが、2018年夏前くらいのことです。
ただ私は安定した収益確保が出来たことに安心はしませんでした。
なぜなら、「いつ仕事が無くなるかわからない」「フリーランスは甘くない」「お金が減る恐怖」このような考えがしっかりと頭に常にあったからです。
そこで私はイベント関連以外の仕事も出来るようになっておこうと考えました。
安定した収益がある時こそ、のんびりせずに新たなスキルや経験を積むことをした方が良いとわかったのです。
そして、現在の私のサービスになる「WEBサイト制作」や「グッズ制作」や「SEOコンサルティング」などの勉強をしていくことになるのです。
こういった複数の顔を持っていることで、特にコロナウィルスの時期はイベント関連の仕事が全滅になりましたが、WEBサイト制作関連の仕事を請け負うことが出来て、収入が途絶えることはありませんでした。
レギュラー案件を獲得した時に、また甘い考えを発動していたら、恐らくコロナウィルスの期間は完全に無収入だったと思います。
今でも常にスキル向上を目指す
こういった経験があるからこそ、私は複数の顔をすでに持っている今も、自分の現在のサービスの質を向上させる為のスキルの勉強や今後需要がありそうな分野の勉強を常にしています。
そうしないと、フリーランスは直ぐに居場所を取られるからです。
ランサーズ、『新・フリーランス実態調査 2021-2022年版』発表によると、フリーランスの数は1000万人以上!
正直、増えすぎです!どれだけいるんだ!って思います笑
もちろん、1000万人全てがフリーランスで食べているという訳ではなく、フリーランスとしての仕事も請け負っている会社員の方もいるとは思います。
これだけのライバルがいる世界がフリーランスという働き方なので、甘くないというのは理解していただけたかなと思います。
フリーランスはやめたほうがいい?
フリーランスは甘くない!というのを全面的に説明してきましたが、私はフリーランスをやめたほうがいいとは思いません。
なぜなら、今現在私がフリーランスで活動出来ているのもありますが、安定した収益が無いというデメリットの反面に、下記のようなメリットもあるからです。
- 嫌な上司、同僚と仕事をしなくていい
- 仕事に対する報酬を自分で選べる
- 仕事をする時間を自分で決めれる
他にもメリットはありますが、上記のポイントが私にはとても大きな3大ポイントです。
特に「仕事をする時間を自分で決めれる」が私には嬉しいポイントです。
これは、遊びまくれる!では無いですよ。むしろ、会社員の頃より仕事をしています。
この会社員の頃より仕事をしていれる!っていうのが私は嬉しいポイントなのです。
会社員の頃だと、ホワイト企業だと残業させてくれなくて貴重な財源の残業代がもらえない。ブラック企業だとサービス残業をさせられる。
これがフリーランスだと働けば働くほどお金がもらえます!
その為、1日中仕事をしているなんてざらです。なぜなら、どんどんお金が入ってくるので、貯金生活を送っていた私にとってはお金が入ってくるという状況こそ、とても嬉しいポイントです。
さらに良いところは、ご飯を食べる時間・筋トレなどのリフレッシュをする時間なども自由に設定できる。トイレも行きたい放題!笑。病院やお店などは平日の午前中に行けば空いているので、とてもラッキーです!
こういう安定した収益がもらえないというリスクを負ってでも、止めれない(いや止めたくない)生き方がフリーランスです。
この生き方が今の私にはとてもあっている。そう感じる為、私はフリーランスはおススメの働き方です。
フリーランスを目指すなら
フリーランスで活動する為には、現在のあなたのスキルをまずは活かすことから始めましょう。
フリーランスなりたての頃は私と同様、多くの方が仕事をもらえます。
※逆に最初から仕事が全く入ってこない人は、厳しいことを言うようですが、会社員やアルバイトなどをして人脈作りをした方が良いです。
その仕事がもらえている時期こそ、知らない分野に手を出すチャンスでもあります。
特に私のようにイベント関連などの現場案件(その場所に行ってする仕事)を請け負う場合、オンラインで仕事が完結まで持っていけるIT関連はやはりおススメです。
IT関連は、プログラミングやWEBサイトデザイン・コーディングなどです。
他にも、紙媒体(名刺や広告)のデザイナーやライターや各コンサルタントなどの仕事も多くがオンラインで完結まで持っていけるのでおススメです。
特にオンラインで完結まで持っていける仕事は、クラウドソーシングサービスでも多くの案件があります。
その分ライバルも多いということになりますが、正直私の感覚ではココナラやランサーズなどの有名クラウドソーシングでも、登録している8割くらいのフリーランスは初心者もしくはあまり知識やスキルが無い人です。
その為、本気で取り組めばライバルと呼べるフリーランスの割合はかなり減っていきますので、クラウドソーシングなどでも仕事は獲得していけるかと思います。
もしすでにオンラインで仕事ができる分野のスキルが初心者以上ある方で、今後もそのスキルを伸ばしていく予定だ!って人は、クラウドソーシングの登録は先にしてしまいましょう!
coconala(ココナラ)
Lancers(ランサーズ)
Bizseek(ビズシーク)
Craudia(クラウディア)
まとめ
今回はフリーランスは甘くない!というのをお伝えしたく、このような内容をご紹介しました。
フリーランスは日本ではまだまだ理解が追いついていなかったり、制度が整っていなかったりと遅れている部分が多いです。
逆に言えば、今後も需要の拡大に伴い成長が期待できる市場ということにもなります。
今後もフリーランスで活動する方、本業プラス副業でフリーランスとしての仕事を請け負う方は増えていくでしょう。
その為、フリーランスでいきなり生計を保つのは厳しそうだと感じる方は、正社員やアルバイトなどの雇用形態は維持しつつ、空いている時間でフリーランスで仕事を請け負える環境構築をするのが良いかと存じます。
フリーランスはデメリットも多いですが、その分メリットも物凄くある働き方なので、しっかりと考えたうえで目指していってくださいませ。
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