今回おススメする漫画は森恒二先生の「創世のタイガ」という漫画です!
森恒二先生の作品はこれまで「自殺島」「無法島」と読んできており、すっかりファンです!
創世のタイガってどんな漫画?
連載出版社
創世のタイガは現在ヤングアニマルにて連載中です!
この連載には少し変わった経緯があって、元々2017年に講談社の月刊誌 イブニングで連載がスタートしました。
しかし、イブニング自体が2023年6月号をもって休刊に…
つまり、創世のタイガは連載中に連載雑誌自体が無くなってしまうことになってしまったのです。
そこから何と出版社の壁を越えて白泉社が発行する月2回刊の青年漫画雑誌ヤングアニマル にて第二部(続編)がスタートすることに!
ちなみに森恒二先生の人気作である「ホーリーランド」や「自殺島」はヤングアニマルで連載していたので、森恒二先生としてもヤングアニマルは元々付き合いがあった出版社なのです。
ちなみにヤングアニマルでは森恒二先生のD.ダイバーも連載中。
ダブル連載です!この時代、2つの漫画を同時連載されている漫画家さんは少ないのではと思います。それくらいハードなお仕事ですから。
漫画の内容
主人公・タイガは、オーストラリアの地で洞窟の崩壊に巻き込まれてしまう。命からがら脱出したタイガだったが、そこはマンモスら巨大ほ乳類が支配する太古の世界だった…!何の為に、自分たちは”呼ばれた”のか…?人類の未来を探る、生存の闘いが始まる!!
引用元:ヤングアニマル Web
このように、主人公のタイガという大学生と、そのゼミ仲間が現代から太古の世界(いわゆる原始時代)にタイムスリップしてしまうお話。
史実を元にした世界に現代人が行ってしまうとどうなるのか?というのが描かれています。
創世のタイガに出てくるキャラクターはいたって普通の人間です。「何でも発明してくれる天才博士もいない」「悪魔の力が身につく実もない」「未知の生物が右腕を乗っ取ったりもしない」「一度死んだ人間を集めて武器を提供してくれる黒い玉もない」。
こういうどこにでもいるような普通の大学生がそういう世界で生き延びていく様を描いており、とても面白い!
もちろん漫画なので、少し現実離れしている部分も出てきますが、ぎりあり得るなと思える部分に抑えているのが、私の好きなポイントです!
創世のタイガの個人的に好きなシーン
本来出会うはずがない現代人と原始人。
原始人からすれば、現代人の発想や行動、身につけているもの全てが未知の世界。だって未来のものですから。
かといって現代人からみた原始の世界もこれはこれで未知の世界。史実をしっかりと勉強していたとしても、結局自分の目で見たことがあるわけでもない。過去だとしても、結局知らないのです。
こういう未知の世界同士だからこそ生まれる世界観が私は好きですね!
例えば映画でも「戦国自衛隊」とか「信長協奏曲」とかも似たような内容だと思います!
ネタバレになるので、かなり控えてご紹介しますが、例えば主人公のタイガが獲物を狩るシーンがあります。
これも現代だと散弾銃などで猟をしますが、原始時代にそんなものがあるはずがなく…
自然界にある、木・石などを使っていかに武器を作るか。そういうサバイバル知識が必要になるところもあるので、勉強にもなるしかなり好きです!
まとめ
今回は創世のタイガという漫画についてご紹介しました!
友情とかリアルな世界観とかが好きな方だと、結構好きなジャンルの漫画だとは思います!
ヤングアニマルWebとかだと数話は無料で読めるので、もしご興味湧いた方は読んでみてくださいね!
単行本で読む場合は電子がおススメです!
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