皆さん、イマーシブってご存知ですか?
いま注目の新たな形。
演劇と言うのが正しいのか?舞台と言うのが正しいのか?それともエンターテインメントと言った方がいいのか?実際に関わっている私自身も迷うところ 笑
そこで今回は、「イマーシブって何?」「ふつうの演劇と何が違うの?」の疑問とともにイマーシブシアターについてご紹介します!
※2026年10月に内容を見直しました。施設の紹介は、閉業や公演の終了が続いたため外し、イマーシブシアターそのものの説明を中心に書き直しています。
※2026年10月13日:男女100人に聞いた認知度のアンケートを足しました。

イマーシブについて
- イマーシブって何ですか?
-
英語で Immersive は 「没入型・体験型」 を意味します。
観客がただ鑑賞するのではなく、劇の中に入り込み、演劇者のように体験するタイプのエンタメです。
例えばイマーシブの演劇の場合だと、観客はその演劇空間に入ることで、ただの観客からその世界のプレイヤーとしてその演劇を体験していくことになります!鑑賞ではなく、体験です!
参考:IMMERSIVE | definition in the Cambridge English Dictionary
イマーシブの認知度
このイマーシブってどれくらいの認知があるのでしょうか?(アンケートは2024年に実施)
ランダムに選んだ老若男女40人にアンケートを取ってみました!

2024年は、「知らない」がもっと多いと思いましたが、名前は知っているという人も結構多いようでした!(グラフの下の段は、2026年に聞き直した結果です。くわしくは下で紹介します)
わたしたぶん、これは昨今イマーシブが体験できる施設が増えてきたことが要因だと思っています。
2026年に100人に聞き直したら
それから2年。2026年10月に、日本に住む男女100人に同じことを聞いてみました。
| 「イマーシブ」という言葉を | 2024年(40人) | 2026年(99人) |
|---|---|---|
| 知っている | 8人(20%) | 7人(7%) |
| 名前は聞いたことがある | 17人(43%) | 32人(32%) |
| 知らない | 15人(38%) | 60人(61%) |
2026年は100人のうち、無効の回答1人を除いた99人の結果です。2024年と2026年では人数も集め方も違うため、「2年で減った」とは言えません。
今回は「知らない」が99人中60人で、いちばん多い答えになりました。「知っている」は7人だけです。年代で見ても、どの年代でも「知らない」がいちばん多い結果でした。
イマーシブ・フォート東京の閉業(2026年2月)のように、話題になった施設が閉じたこともあり、言葉が広く知られるまでには、まだ時間がかかりそうです。
イマーシブシアターについて
- イマーシブシアターって何ですか?
-
「イマーシブ(没入体験)ができる」シアター・イベント」の総称になります。
例えば、「イマーシブシアター○○」というようなイベントがあれば、イマーシブが体験できるイベントっていうことですね!
建物全体や街そのものが舞台になることもあり、来場者が物語の一部として行動する仕組みが特徴です。
アンケートの回答者が体験したことのあるイマーシブ
今回のアンケートで「イマーシブ」を知っている人はどういうイマーシブを体験したことがあるのでしょうか?
実際にイマーシブを体験したと答えた人の回答を紹介します。
東京のお台場に、今年の3月にイマーシブを体験することができるシアターがオープンし、そこを体験しました。(30代 男性)
※2024年3月に開業した「イマーシブ・フォート東京」のことです。この施設は2026年2月28日に閉業しました。
参考:FASHIONSNAP
ダンスカンパニーDAZZLEのファンで、定期的に東京の公演を見に行っている。(20代 女性)
※DAZZLEのイマーシブシアター「Unseen you」(東京・白金)は、2025年5月に終了しています。
参考:共同通信PRワイヤー
結果は…今回アンケートを取ってイマーシブを知っていると答えた人で、実際に本当にイマーシブが行われているところに行っているのは2人だけでした 笑



他の方の回答は、ご本人が「イマーシブだと思っていた」だけで、実際に僕が調べてみるとイマーシブではありませんでした 笑笑
つまり、多くの人がイマーシブを正しく理解していないです!!
イマーシブってまだまだ浸透していないところがありますね!
ご紹介したように、間違ってイマーシブだと思っている人も多いのが現状のようです!
2026年の100人アンケートでも、「イマーシブシアター(観客が物語の中に入り込んで体験する演劇・イベント)に行ったことはありますか」と聞きました。「ある」と答えたのは99人中1人。その1人が書いてくれたのは、こちらでした。
イマーシブミュージアムという、絵画の世界に入り込む体験ができる展示に行ったことがあります。
20代・女性本人の説明どおり、これは絵画の世界に入り込む「展示」で、役者が物語を演じる「シアター」とは別のものです。つまり、今回の99人の中に、イマーシブシアターに行ったことがある人はいませんでした。「イマーシブ」という言葉が、演劇以外の展示などにも使われていることが、分かりにくさの一因かもしれません。
イマーシブシアターの特徴
ふつうの演劇とイマーシブシアターの違いを、私なりに3つにまとめてみました。
① 客席が無く、観客が歩き回る
ふつうの演劇は、客席に座って舞台を見ます。イマーシブシアターでは、建物や部屋そのものが舞台になり、観客はその中を自由に歩き回ります。役者がすぐ隣で演技をしていることもあります。
② どの場面を見るかは自分で選ぶ
物語は、建物のあちこちで同時に進みます。誰を追いかけるか、どの部屋に入るかは観客しだい。だから全部の場面を一度に見ることはできず、同じ作品でも人によって見た物語が違います。
③ 観客も物語の一部になる
役者に話しかけられたり、手を引かれて別の部屋へ連れて行かれたりすることもあります。見ているだけのお客さんではなく、その世界の住人の一人として過ごすのがイマーシブシアターです。
世界的に知られたきっかけ「Sleep No More」
イマーシブシアターを世界に広めた作品としてよく名前が挙がるのが、イギリスの劇団パンチドランクの『Sleep No More』です。ニューヨークの「マッキトリック・ホテル」という建物を丸ごと使い、観客は仮面をつけて、シェイクスピアの『マクベス』をもとにした物語の中を歩き回ります。
2011年3月にニューヨークで始まり、2025年1月5日の最終公演まで、約14年続きました。
参考:Variety
参考:Wikipedia「Sleep No More (2011 play)」
イマーシブを体験したいときは
イマーシブの公演は、期間限定のものが多いのが特徴です。常設の施設も、開いては閉じてを繰り返しています。
そのため、イマーシブを体験したいと思った方は、定期的に公演をしている劇団やホテルの情報を追いかけるのがおススメです!
定期的に行われているところは年に数回実施していることもあるので、自分から情報を探りにいくことが大事!
チケット情報サイトで「イマーシブ」と調べると開催前もしくは開催中のイマーシブ情報が出てきますよ!


まとめ
客席が無く、自分で歩き回り、自分で見る場面を選ぶ。イマーシブシアターは、観客が物語の中に入り込む新しい演劇の形です。
2026年10月に男女100人に聞いたアンケートでは、「イマーシブ」という言葉を「知らない」が99人中60人、実際にイマーシブシアターに行ったことがある人は0人でした。まだ知る人の少ない体験だからこそ、行ってみると周りに話せることがたくさんあるはずです。
期間限定の公演が多いので、気になったら見逃さないように情報をチェックしてみてください!
まだ体験したことが無い方は、ぜひ体験してみてくださいね!
実施:2026年10月(クラウドソーシングで募集)/対象:日本在住の男女100人(有効99人。生成AIで書いたと判断した1人は無効)/内訳:男性52人・女性47人、20代6人・30代24人・40代30人・50代30人・60代以上9人
回答者は30〜50代が中心で、日本全体の割合を表すものではありません。
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