今回は、「レム睡眠とノンレム睡眠の違い。起きるタイミングはどっちが良い?」というテーマについてお話しします。
人は一晩の睡眠を通して、レム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返していますが、それぞれに関連した健康への影響や、どういったタイミングで起きた方が身体に良いのか、気になる方も多いはずです。
そこで、今回は両者の違いや起きるタイミングなどを解説していきます。興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
レム睡眠とノンレム睡眠の違いとは?
レム睡眠とノンレム睡眠は、脳や身体の状態の違いから区別される睡眠の種類です。
レム睡眠は脳が活発に働いており、記憶の整理や定着が行われています。
一方、ノンレム睡眠は脳を休めるための睡眠段階で、成長ホルモンを分泌することが特徴です。
また、レム睡眠は夢を見やすい傾向がありますが、身体は休んでいる状態にあります。
ノンレム睡眠では、身体が深い睡眠状態にあり、起こされにくいため、治癒やリフレッシュに役立ちます。
このように、レム睡眠とノンレム睡眠には異なる役割があり、バランスよく取ることが良い睡眠の質を向上させるために重要です。
下記のリンクも参考になります。
レム睡眠とノンレム睡眠の役割と特徴
レム睡眠とノンレム睡眠には、それぞれ異なった役割と特徴があります。
ノンレム睡眠は、脳を休息させ、生体機能を整えるなどの効果があります。
また、成長ホルモンの分泌も促されます。
一方、レム睡眠では、脳は活発に働いており、記憶の定着や整理などの役割があります。
レム睡眠では、急速な眼球運動が見られ、夢を見ることが多いです。
ノンレム睡眠とレム睡眠は、90分周期で交互に出現します。
眠りのサイクル中に、適切なタイミングで起きることが重要です。
各睡眠段階を理解し、健康的な睡眠をとることが大切です。
レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルについて
レム睡眠とノンレム睡眠は約90分周期で交互に現れます。
最初のノンレム睡眠は最も深く、この黄金の90分間に成長ホルモンが分泌されます。
その後、レム睡眠が現れます。眠りが深くなるにつれて、ノンレム睡眠とレム睡眠の間の割合は逆転します。
睡眠サイクルは夜間中に4〜5回繰り返され、朝の素晴らしい目覚めに向けて段階的に調整されます。
朝はレム睡眠の後半に起きることが理想的です。
レム睡眠の周期は非常に正確なため、アラームを設定するときは、睡眠サイクルのタイミングを考慮することが重要です。
レム睡眠とノンレム睡眠の効果・期待値について
レム睡眠とノンレム睡眠にはそれぞれ独自の効果があります。
前述したように、ノンレム睡眠には体内組織の修復や免疫機能の向上といった効果があります。
一方、レム睡眠には記憶の整理や定着といった効果があります。
また、どちらの睡眠も疲労の蓄積を予防する効果が期待されます。
ただし、何時間寝たかよりも「眠り始めの睡眠の深さ」とレム睡眠、ノンレム睡眠の「睡眠サイクル」が重要なファクターです。
そのため、目覚めるタイミングは眠りの深さやサイクルに合わせて調整することが理想的です。
さらに、昼寝には夜の睡眠の3倍の効果があるとされています。
深い眠りのノンレム睡眠を取り入れることで、効率的な睡眠を実現し、よりフレッシュな朝を迎えましょう。
まとめ
レム睡眠とノンレム睡眠の違いをご紹介しました。
レム睡眠のタイミングで起きれることが理想とされているようですね。
アラームのタイミングなども、規則正しい生活をされている場合は、うまくレム睡眠のタイミングに鳴るように設定することで、目覚めの良い朝を迎えることが出来そうです。
生活サイクルが乱れやすい現代人にとっては、なかなか難しいことではありますが。
個人的には、昼寝には夜の睡眠の3倍の効果があるとされていることには驚きました。
質の高い睡眠を目指すなら、睡眠セラピストを目指したり・相談するのも良いですよ!
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