今回はペットボトルの材質でもあるPETの容器に入れた水の凍る速さを調べてみました!
動画はこちらから
ガラスとPETについて
今回比べた「ガラス」と「PET」は、飲み物を入れる容器としてはトップクラスの使用率だと私は思っています。
その2つに同じ20mlの水を入れて凍らせると、どちらが凍るのが速いのか?それを調べてみました!
PETとは?
ガラスは説明がいらないと思いますが、PETとは?そもそもなんでしょうか。
ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethyleneterephthalate)という、石油からつくられるテレフタル酸とエチレングリコールを原料にして、高温・高真空下で化学反応させてつくられる樹脂のひとつです。PETは1941年にイギリスのJ.R.Whinfieldらによってその製法が見出され、1948年にポリエステルとして市場に登場しました。以来、合成繊維やテープ素材など幅広い用途に用いられています。
引用元:PET樹脂の特性|もっと詳しく知る|PETボトルリサイクル推進協議会
このPETを使用しているボトルだから、ペットボトルと言うんですよ!
凍る速さの違いは?
動画を見ると、圧倒的にガラスの容器の方が凍るのが速かったです!
しかし、PETの方はフタを閉めている点と容器の深さがある点を考えると、冷気に直接当たっているガラスの容器の方が凍るのが速いのは当たり前かもしれません!
そのため、しっかりとした検証にはなっていないですね…
熱伝導率から見ると?
熱が伝わりやすいかどうかがわかる熱伝導率。ガラスとPETだと下記になります。
ガラス・・・熱伝導率 1.5から1.6W/mK
PET・・・熱伝導率 0.23W/mK
確かに、冷蔵庫にコップに水を入れて冷やしていると、ガラスのコップ自体もかなり冷たいと感じるくらい冷えるのに対して、ペットボトルは冷たいのは冷たいけどってくらいです。
そのため、今回はしっかりとした検証の形にはなっていないですが、ガラスの容器の方が凍るのが速いのはたぶんあっていると思います。
まとめ
PETの方が熱伝導率が低いことがわかりましたね!材質によって熱伝導率は全然違うので、こういう点からどんな材質の容器に入れて冷やすかを考えると、保存に適した形が見えてくるかもしれませんね!
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