今回は確定申告ソフトのおすすめをご紹介します。
確定申告とは?
確定申告ってそもそも何か?ほとんどの方が知っているかと思うので簡単に記載しますね。
確定申告は、自分で納めるべき税金を計算して、税務署に報告する手続きのことです。
1年間に得た所得と、それにかかる税金を計算して、源泉徴収された税金や予定納税額を考慮して申告します。
確定申告に必要な書類は決算書と確定申告書。
会社員の場合は年末調整を受けるため、確定申告は必要ありませんが、個人事業所得がある場合には申告する必要があります。
個人事業主におススメの確定申告ソフト
マネーフォワードクラウド確定申告
まずは私も使っているマネーフォワードクラウド確定申告。
マネーフォワード クラウド確定申告は、非常に便利なクラウド型の確定申告ソフトです。
これを使えば、仕訳データをもとに自動集計できたり、インボイス対応にも困らなくなります。
会計処理が非常にラクになりますし、データ入力や仕訳作業の手間を大幅に省けます。
また、青色申告や白色申告にも対応しています。
クラウド型サービスも採用しているため、利用する場所を選ばずに利用可能です。
初めての方でもかんたんに作成でき、会計作業が大変な個人事業主やフリーランサーにとって、とても心強いサービスといえます。
マネーフォワード クラウド確定申告のメリットとデメリット
マネーフォワード クラウド確定申告を実際に使用している方にメリットとデメリットをお伺いしました。
メリットに感じる点はこちらです。
同社の家計簿アプリと連携を取れるのでラクチンです。
個人の(仕事以外の)家計管理にもマネーフォワードを使っており、それと連携が出来て便利な点。
詳細がでるわけではないが一日一回10分作業しておけば確定申告に困ることはない位まではいける。
証券会社やふるさと納税など連携により手入力が省略出来る
手作業でのミスが少なく、正確な申告ができる。
スマホにアプリをダウンロードすれば、スマホ上で確定申告書などを作成できるメリットがあります。
無料版があり、確定申告書や青色申告決算書が作成できる。
クラウドソーシングサービスでの取引履歴や銀行残高を自動で取り込める。仕訳を入力すれば簡単に確定申告関連のデータを出力できる
デメリットに感じる点はこちらです。
初回から料金がかかるので、初年度無料のソフトが使用したかったです。
他のソフトと比較したことがないので何とも言えないが、簿記の知識がある程度ないと使うのが難しいかもしれない点。
手間は省けるが有料であるため、経費がかさむ
個人情報を登録するので情報漏洩などのリスクがある。
確定申告が必要ない月や期間でも利用料金が月額で課金されるところは、デメリットであると感じます。
無料版だと仕訳が50件までしかできないこと。
読み取り機能が弱すぎる。
ヘルプ・マニュアルが分かりにくい。
簿記の知識が無いと使いにくいかも
利用料金がやや高い気がする
マネーフォワードクラウド確定申告のまとめ
私個人的には、料金も相場で特段高いと感じません。
使用方法も特に困ることは無い(というか全て使いこなしていない)。
基本的な操作だけでフリーランスになって6年間、確定申告を問題無く提出できています。
問題無く使えている+過去の履歴もしっかりとデータで残っているので、今更他の確定申告ソフトに乗り換えるのは出来ません笑
freee
続いてご紹介するのが、圧倒的知名度のfreee。
無料で使えるクラウド会計ソフトのfreeeは、中小企業の経理や個人事業主向けに開発されたSaaS型クラウドサービスです。
会計の知識や簿記のスキルがなくても、簡単に決算書の作成や確定申告などの経理業務ができるため、多くのユーザーから支持されています。
freeeには複数のプランがあり企業規模や用途に応じた選択ができるため、初めて利用する場合でも安心です。
また、30日間の無料お試し期間があり、使い勝手を試してから本格利用することもできます。
freeeはオンライン型のクラウド会計ソフトパイオニアとして有名で、会計業務だけでなく、労務管理や会社設立手続き、資金調達などの事務管理も扱っています。
職場のパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからもアクセス可能で、経理業務の効率化にも貢献します。
freee会計のメリットとデメリット
マネーフォワード クラウド確定申告を実際に使用している方にメリットとデメリットをお伺いしました。
メリットに感じる点はこちらです。
操作が分かりやすく簡単なこと。スマホアプリで操作可能なこと。
会員登録してすぐは無料で出力できること
3年程利用していますが、入力の複雑さがないです。
ある程度の項目をつなげるだけで、すべて自動でやってくれる。
選択項目が多くあまり簿記関連の知識がなくてもほぼ問題なく勝利の作成ができる。
またそこそこ利用者が多いので不明点が解決しやすい。
最低限の機能があればいいので、いちばん安いコースを選べば費用が安く済むところ
確定申告書類の作成が質問に答えていく形式で簡単。
以前経理事務を担当していたフリーの編集者さんが使っていたのでそこで知りました。メリットは面倒な2段階認証ログインもありませんし、IDとパスワードを他人に教えれば経理部分を丸投げできるところです。
freeeに明細を取り込むと自動会計機能で仕訳をしてくれ、自動仕訳が正しいか否かを判断するだけで帳簿付けができるため、会計知識に自信が無くても利用できる所がメリットです。
質問に答えていく形式で確定申告ができる楽さ。
デメリットに感じる点はこちらです。
年間のランニングコストがかかること。
2年目以降は、無料期間が終わっているので課金が必要、それがないと最後の肝心の出力ができないこと。
使い続けて慣れているためか、特に目立ったデメリットはない。
強いてゆうなら、文字が見づらい印象
スマホアプリでの作業だと、科目ごとの入力は良いが、全体を一度にみることはむずかしい。
比較的頻繁にアップデートを行っているが、その都度利用料金が高くなってしまうこと。
それに伴い使い勝手が徐々に悪くなってきてしまっていること。
個人的には、ホームページのマニュアルで必要な情報を探しにくかった。
基本ツール以外の機能を使う場合、プランをグレードアップしないといけない。
デメリットは30何円などの端数の取引が頻繁に発生していることです。(日本製のカードを海外で頻繁に使用する方だったのでその手数料だったと思われます)手数料で一括処理して欲しかったのですが、その設定ができなかったことです。
銀行口座やクレジットカードをfreeeと同期することで、自動的にfreeeへ明細を取り込めるのが魅力で使い始めましたが、楽天銀行との同期機能が途中で終了となり、銀行明細を自分でfreeeへアップロードしなければならない手間が増えたのがデメリットです。
無料期間が30日しかないので、長期で使うにはフリーランスのように個人での利用でもお金が掛ること。
freee会計のまとめ
メリットとデメリットは、マネーフォワードクラウド確定申告とあまり変わりませんね。
費用がかかるのがデメリットだと思うなら、自力で計算する方法を模索するしかありませんね。
ただ、freee会計の方が知名度は高いイメージなので、操作で困った時に検索したら解決するといったことは多そうです。
個人事業主におススメの確定申告ソフト まとめ
金額だけで選ぶなら、マネーフォワードクラウド確定申告。
利用者数の多さで選ぶなら、freee会計。
こういった感じかと思います。
どちらのソフトにしろ、他のソフトを使うにしろ、ご自身に合ったソフトを使うのが良いというのは変わりません。
個人事業主はこういった事務作業は必須なので、効率よく作業ができるソフトを導入することが大切ですね!
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