今回は、2023年11月から大阪で定期的に開催されているイマーシブシアター「秋の鹿は笛を踏む」という舞台を体験してきた感想をお伝えします!
※当記事の画像は「秋の鹿は笛を踏む」の主催AYAKAラボさんに提供・掲載許可をいただいております。
Youtubeで当記事の要約ショート動画が見れます!
イマーシブシアター「秋の鹿は笛を踏む」とは?
「秋の鹿は笛を踏む」はイマーシブシアターとして2023年の11月から大阪の心斎橋駅近くのビルで定期開催されている舞台です。ただイマーシブなので舞台と言っていいのか…笑
イマーシブシアターについて知りたい方はこちらの記事を!
これまでの開催は2023年11月と2024年2月。そして、今回の2024年4月とこれで3回目!
小劇場などの舞台というものに何回も行ってるとわかりますが、定期開催するのって実はかなり難しいのです!
特に集客面が!
そのため、この「秋の鹿は笛を踏む」は定期開催できるだけの集客があるということに!
今回(2024年4月)の概要を紹介しておきます!
【概要】
AYAKAラボがお送りする実験企画第一弾
ビル一棟を使ったイマーシブシアター!
「秋の鹿は笛を踏む」
【スケジュール】
2024年4月 上演時間:約60分
18(木)14:00~/19:30~
19(金)14:00~/19:30~
20(土)12:00~
20(土)15:00~19:00(Collab Cafe)
【会場】
〒550-0013 大阪市西区新町1-12-23 イサオビル
社会問題を投影し、PG12指定で送るメッセージ
「秋の鹿は笛を踏む」は、社会問題を取り上げている為、PG12指定(親または保護者の助言があれば12歳未満の方でも鑑賞できます)としています。イマーシブシアターだからこそ、昨今の世に隠れている社会問題を間近に体感して頂く事が出来ます。
【あらすじ】
大阪新町。大きな通りを外れ、1本中に入ると現れる静かなビル。ここ「イサオビル」は見た目とは裏腹に様々な人が忙しなく出入りする。そこでは今日も様々な催しが行われようとしていた。お芝居にアイドルイベント、何やら怪しげなセミナーまで…?ところがひょんなことから露見してしまう彼らの「秘密」。巡り巡った秘密の行き着く先は…
日常のすぐ隣にある大事件。ちょっと覗いてみませんか?
【AYAKAラボとは?】
エンタメ会社を経営している松田亜矢香がジャンル問わず様々な実験企画を出来るユニットとしておもろい・可愛い・美味しいをモットーにAYAKAラボを発足。その第一弾企画としてビル一棟を使ったイマーシブシアターを上演。 #AYAKAラボ
公式サイト:https://ayakalabo.com/
公式Xアカウント:https://twitter.com/AYAKAlabobo
引用元:プレスリリース TSUNAGUGU ビルを一棟使ったイマーシブシアターを大阪で3回目の上演決定!
チラシを見ていただいてもわかりますが、かなりたくさんのキャストの方が出演されていますね!
多い時は1回の公演で19人!ビル一棟貸切ということなので、それくらいのキャストの人数が必要になってくるんですね。
確かにこの空間の大きさでキャストが5人とかなら楽しめなさそう…笑
会場のイサオビルの外観はこんな感じです!ちょっと古びた感じのビルです。
1F~4Fまであって、「秋の鹿は笛を踏む」は1Fが受付(本番中にちょっと使っていた気も?)で、2F・3F・4Fでいろいろやってる!って感じです。
しかも公演時間は約60分とあるが開場時間から実はもうキャストがスタンバっていて、演技が始まっていました笑
VIPチケットの方は45分前入場らしく、一般も30分入場開始なので、この「秋の鹿は笛を踏む」に関しては開場時間と共に入場するのがオススメです!
同じ金額払っているのに、本番開始時間ぎりぎりに入場してしまうと、体験価値に差が出てくる!
では、早速体験談を。
「秋の鹿は笛を踏む」は面白い?
結論から言うと「面白い!」と感じるかどうかは人次第かな笑
まあエンターテインメントはだいたいそうなのですが。
私の感覚では下記に分かれるかな?
・キャスト(出演者)に推しがいる
・普段から会話やコミュニケーションが好き
・あらすじやイマーシブの仕組みなどの前情報をしっかりと仕入れている
・舞台やエンタメが好き
・座席に座って舞台に立つ演劇を想定している
・舞台とはこういうもの!という固定概念がある人
・あらすじやイマーシブの仕組みなどの前情報を全く仕入れてない人
・歩く、動くのが苦手な人
私は今回出演されているキャストの中に推しがいたというわけでも無いのですが、イマーシブの良いところの一つキャストと本番中に絡めるという点は嬉しかったですね!
これ普通の舞台なら絶対にありえないことなので、演技中のキャストと話せるっていうのは楽しいポイント!
ただ、話せるといっても普通の会話ができるのではなく、あくまで「秋の鹿は笛を踏む」の役の設定上の会話になりますが…
そのため、こちら側もある程度話を合わせないといけないところもあります笑
ふざけた会話をしたらスルーされるだけの場合も…
ただキャスト側の人にも、ふざけた会話をする人や「何言ってんだ?」って人もいました。たぶん、これは笑えるポイント!私は戸惑うポイントだとも思いましたが…
各階で違うイベント?が同時進行されていて、どこに行くかで全然違う体験になります。
例えば、これは4Fで行われていたセミナーイベントの様子笑
ここ、かなりカオスです笑。ここは面白いので、ここを体験した人で笑わない人はいないんじゃないかな~
3Fでは本番中にドリンク飲めます。これもイマーシブシアターならではですね!
あと、どの階にも現れる役の方もいて。記者役の方は何かを調べている?感じでした。何か今後の進展に繋がっているのかな~と考察したり。記者の方のノート、適当に書きすぎ笑
どの階のシーンも同時進行なので、全部の階をしっかりと体験したい場合は少なくとも3回は行く必要があります笑
チケットの金額の値段は高い?
今回の「秋の鹿は笛を踏む」のチケットの金額はこちら
- VIPチケット ¥12,000
- 特典チケット ¥8,000
- 通常チケット ¥5,000
正直、高い!笑
ただ、最近は小劇場の舞台でもこれくらいの金額は普通になってきているんですよね!
チケット販売サービスの「Livepocket」の舞台・演劇カテゴリーを見てみると、¥3,000以下の舞台もありますが、¥5,000以上って結構多いです。
USJやディズニーのテーマパークの入園料が高くても¥10,000前後とかなので、純粋にエンタメ施設として楽しみにいくなら、「秋の鹿は笛を踏む」のチケットは高いです。
ただ、推しのキャストとがっつり絡める点や距離感・体験時間を考えると妥当な気も!
例えば、USJやディズニーで出演者が出てくるショーやアトラクションって長くてもだいたい30分くらい。しかも、最近は映像進化しているから、役者の出番って結構減っている。
それに比べると、こういう小劇場は役者メインで60 ~ 90分がっつり観れる。こういうところを考えると小劇場の舞台や演劇の¥5,000以上というのは妥当の数字にも見えてきます。
あとは、こういう小劇場の舞台って役者自身が企画や演出を考えていることも多く、そういったところも楽しめるポイントだと思っています!
そのため、今回の「秋の鹿は笛を踏む」のチケットに関しては安くは無いが、相場から大きく離れた金額では無いという感じです!
物販はあるの?
会場では公演後に物販もありました。出演者のチェキや公演内で使用されてい小道具と同様の品が売られていたり…
オンラインの販売もあったので、公演には言っていないけど興味あるって方は一度見てみてくださいませ。
グッズの種類だけでいけば、かなり多い笑
小劇場の舞台でここまでグッズを揃えるのってあまりないので、秋の鹿は笛を踏むを観に行く機会があれば購入せずとも物販会場にはいくことをおススメします!
まとめ
今回はイマーシブシアター「秋の鹿は笛を踏む」について体験談をご紹介しました。
個人的には好きな方の内容なので、オススメです!
定期開催で次回は2024年夏頃?を予定らしいです。
タイミングが合えば、次回も訪れたいと思います!
夏か。階段の上り下りの移動が暑そうだ…笑
2024年5月25日追記
次回作の日程とオーディション情報が公開されました!楽しみですね!
2024年7月1日追記
2024年8月公演の日程が発表されましたね!新メンバーも入ってどんな感じになるのか楽しみです!
今回はイマーシブに加えてオムニバス公演もあるようです!?
一つの公演で短編を複数上演するものをオムニバス公演と言います
文章引用:公演の種類 | fringe
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コメント一覧 (2件)
8月開催を観に行きました!
小劇場の舞台が好きで大阪近辺でいろいろ行っていますが、がっつりイマーシブの舞台はあまり無いので面白かったです!
各階ごとで笑いが違うのでそれはそれで面白いですよね!