30代のアルバイトはやばい!?フリーランスから見た意見をお伝えします

30代のアルバイトはやばい!?

今回は「30代でアルバイトはやばい!?」という項目についてご紹介します。

ちなみに、当記事を書いている私自身はフリーランスとして活動はしていますが、2024年1月時点で34歳のいま、アルバイトもしていることもあります。

そんな私のポジションだからこその価値観を元にご紹介します。

目次

30代のアルバイトはやばいのか?

まず結論から言うと、「30代でも40代でもそれ以上でもアルバイトはやばくない!」というのが私の意見です。

そもそもなぜ「やばい!」と思われるかについてですが。

30代のアルバイトがやばいと言われる原因

単純にアルバイト=「フリーターで収入が安定していない。低い」「将来が不安(いつ雇用を切られるかわからない)」「世間からの評価が低い」などのイメージが圧倒的に強いからだと思います。

確かに、このイメージは令和に始まったことではなく、昭和・平成とずっとある価値観だとは思います。

しかし!

正社員・アルバイト・フリーランスという働き方を経験してきた私からすれば、この価値観を持っている人こそ「やばい!」と思います。

アルバイトがやばいという価値観を捨てるべき

まず、アルバイトがやばいと感じている人の多くが「正社員が安心」という価値観を持っているのでしょう。

言いたいことはとてもとてもわかります。

私も20代~27歳くらいのフリーランスになるまでは、その価値観を持っていたのですから。

しかし、実は正社員も別に安心は出来ないのです。

一番良い例が、2020年頃から起きたコロナウイルスによる雇用解除ですよね。

このコロナウイルスの影響で仕事を無くしたと言われるのは多くが非正規雇用の契約社員やアルバイトというのは知っていますが、実は正社員も雇用解除されています。

正社員の雇用解除というのは会社から辞めてくれ!と言われたというよりも、このままこの会社で働いていても給料が無いに等しいと自己退職した人が多いという状況ですが。

実際に私の周りの正社員も、雇用は維持されたけど「月の給料が平常時の半分になった」とか「ボーナスが0円だった」とか。

半分でももらえるのはマシという考え方もあるでしょうが、半分となると、手取り15万を下回る人がかなり多かった。

結局、私の知り合いは貯金を崩して生活していたと言っていました。

アルバイト組は完全に0円になっていることを考えると、正社員の方がまだマシには見えますが、私からしたら「どっちも悲惨」です。

つまり、正社員と言えど会社に雇用されている以上は、その会社の業績次第では「いつ生活に困る状況になるかわからない」というのが現状です。

困る状況になる確率はアルバイトの方が高いかもしれませんが、個人的な体感でいけば

正社員が会社の業績不振で、生活が困るくらいの給料しかもらえなくなる確率・・・20%

アルバイトが会社の業績不振で、生活が困るくらいの給料しかもらえなくなる確率・・・70%

いや、結構差があるじゃないか!と思ったかもしれませんが、私からしたら90%と10%くらいの差以外は誤差と同じです笑

こういう例から「アルバイトがやばい」のではなく、「正社員じゃないとダメだという考え方を持っている方がやばい」ということになります。

カフェでアルバイト
画像引用元:Adobe Stock

何歳になっても、アルバイトで大丈夫なのか?

30代に限らず、40代・50代になってもアルバイトで生計をたてることは悪いことだとは私は思いません。

しかし、アルバイトで生計をたてることにはもちろんデメリットもあります。

・収入の上限が見えている(どれだけ働いても月20万~30万くらいが限界?)

・保険や年金などで差がでる

こういうデメリットがあるかなと思いますが、収入の上限に関しては一般的なアルバイトの上限です。

例えば私の場合は、プログラミングの知識やイベント制作管理の経験があるので、アルバイトで働いたとしても、時給2,500円近い金額で雇ってもらえることもあります。

こうなると、1日7時間労働×2,500円=14,000円が、週5日で87,500円。それが4週間なので、350,000円。

アルバイトでも、一般企業の正社員よりも良い給料をもらえてる場合があります。

ここに残業が重なると、月に60万以上稼ぐことは何回もあります。

そのため、スキル・知識がある場合は、アルバイトで働いても十分にそれなりの金額を稼ぎ出すことは可能なのです。

では、スキル・知識が無い人はアルバイトより正社員の方がいいのか?と言われると、向上心が無い、現状に満足しているといった人は、正社員の方がボーナスなども入る分、お金だけは正社員の方がいいかもしれませんね!

ただ、正社員は時間の拘束がアルバイトよりも長い場合や、副業が難しかったりと、結構制限が増えるので、正直どっちもどっちです。

アルバイトは恥ずかしくない

このご時世、なかなか正社員の雇用が決まらないという方も多いでしょう。

そのため、仕方なくアルバイトをしている(本当は正社員になりたいけど)という人もいるでしょう。

けど、アルバイトでも決して恥ずかしくないですよ!

上記でご紹介した古い価値観をもつ正社員は一定数いるのが実情ではあります。

これは、20代・30代の若い世代の方でも意外とその価値観を持っていることが多いことも。

いまの20代も古い価値観を持っていると感じた実体験をご紹介

私は2023年の9月~10月頃の2カ月ほど、あるイベント案件のお仕事を請けていました。

私はイベント会社から直接依頼を請けた形なのですが、そのイベント会社は直接フリーランスとの契約が出来なかったので、そのイベント会社からスタッフ派遣の依頼を請けた派遣会社に一時的に登録して、形式上はアルバイトという形で給料をもらう契約になりました。

共に働く派遣会社の登録スタッフも勿論アルバイトです。全員アルバイトの状態で、そのイベント会社のイベントを行うかたち。

そこで出会ったアルバイト仲間の20代の方とのやり取りがこちら

カツさんもアルバイトなんですか?

わたし

そうですよ、アルバイトです

これだけ働いていて社員になれないなんて可哀想…

この「可哀想」って言葉に私は驚きました。「この方の価値観は古いな」と。

そのアルバイトで派遣された先のクライアントのイベント会社の50・60代の正社員の月給より、私のアルバイトの月給の方が2倍以上高いんですが笑

正社員の方が給料が良いという古い価値観を持った何も知らない人も怖いなと思いました。

お金以外でいけば、アルバイトの方がやりたい仕事ができるという場合もあると思います。

私の周りはそういう人間が結構多いのですが、普通にやりたくない仕事で正社員で働いている人よりもストレスフリーで働いている傾向があります。

そのため、最低限の生活費さえ稼げていれば、結局は正社員だろうが、アルバイトだろうが、やりたい仕事をやっている方が誇らしいと私は思います。

やりたい仕事をしている人ほど、アルバイトでも結果スキル・知識が身に付き、昇給に繋がっていますし。

食品スーパーで品出しをする若いスタッフ
画像引用元:Adobe Stock

まとめ

今回はちょっと的を得ない答えの記事になってしまっているかもしれません笑

結局言いたいのは、「アルバイトでも全然やばくない!」「正社員がアルバイトより良いという価値観は捨てる」という2点を伝えたかったのです。

私は今はフリーランスとアルバイトの働き方をしていますが、この働き方が一番現代には合っているのではないかなと思っています。

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サイト運営者のカツです。私は2017年9月からフリーランスとして活動しています。主に、Webサイト制作やデザインのお仕事などを行っています。

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